セブ島の良いところは、なんといっても近い&安い
セブパシフィック航空の直行便なら成田から4時間半〜5時間。なおかつマクタン島に宿泊するなら空港からホテルまでも20-30分と近いので移動はとても楽です。子連れの場合、長時間の移動は本当にキツイので、近いことは何にもまして重要なポイントです。LCCは色々と不便はありましたが、最初からそういうものとわかっていれば、それほど大きな問題ではないと思います。さらに、時差が1時間しかないので、ほぼ日本の生活リズムを維持できるのもありがたいところ。
また、今回宿泊したコスタベリャトロピカルビーチホテルも、過去泊まったことのあるリゾートホテルと比較してもクオリティの高いホテルでした。もちろんもう1ランク2ランク上のホテルであればもっとクオリティは高いはずですが、値ごろ感という意味でも満足度は高かったです。
2歳児との海外旅行という観点では、料理が辛くないのもポイントです。東南アジアは全般的に辛めの料理が多いので、2歳児が食べられるメニューを探すのに苦労しますが、フィリピン料理ならだいたい何でもいけそうでした。


なお、オムツなどの生活用品はペナン島でもセブ島でも普通にスーパーで買うことができるので、どちらも問題ありません。
子連れセブ旅行の課題は市内観光?
一方セブの悪いところですが、一番のネックは、マクタン島にはホテル以外何もないところです。子連れ旅行なのでホテルにこもっていればいいのですが、少しは観光したり地元の食堂でごはん食べたりもしたいよね、と考えるなら、セブはあまりオススメできません。マクタン島からセブシティまでは車で1時間かかりますし、なんとなく治安が悪そうで、子連れで町歩きをのびのび満喫する雰囲気ではありませんでした。(もちろん大人だけの旅行であれば、夜遊び含め色々楽しみ方はあると思います)
その点ペナン島だとリゾートホテルの並ぶバトゥ・フェリンギでもホーカーや夜店が並び、リゾートとセットでアジアっぽさも堪能できます。繁華街のジョージタウンも治安が悪い感じはしなくて気軽に町歩きが楽しめるので、観光も楽しみたいならセブよりもペナン島のほうがオススメです。

ただ、セブと言えば何と言ってもダイビングです。ダイビングをしないまでもシュノーケリングだけでもできれば、無人島ツアーに参加したり、色々と楽しそうですが、いかんせん2歳児にはまだ早かったので、小学生ぐらいであればセブもいいのかもしれません。
最後にフィリピン初訪問の感想
これまで東南アジアの国々はあちこち行っていますが、フィリピンは過去一度も旅行先の候補として上がったことはありませんでした。最大の理由はとにかくイメージが漠然としていて、文化や歴史的にも特に興味を惹かれる要素はなく、一言で言うなら旅行先として決め手に欠く感じでした。個人的にはボクシングが好きなのでパッキャオやドネアの国というイメージがあったり、レイテ沖海戦、バターン死の行進など、太平洋戦争のイメージもあります。だからこそでもありますが、どうも旅行に行こう!という気分になれないのがフィリピンでした。

そして、実際行ってみた感想としても、やっぱり漠然としたイメージは変わりません。
例えばフィリピン料理。スパイスやハーブをあまり使わないこともあり、全体的にマイルド、悪く言えばボンヤリした味の料理が多い気がします。もちろんまずくはないけど、わざわざ食べに行きたいほどではないなあと。
町の雰囲気もスペイン植民地時代の建築は別として、一般の住宅や商店は総じてボロく、なんとなく貧困の気配が見え隠れする雰囲気に居心地の悪さを感じてしまい、やはりわざわざ行きたいほどではありません。

もちろんフィリピンは広いのでマニラとか別の都市だとまた違った魅力があるのでしょうが、セブだけを切り取れば、2度目の訪問はないかなーというのが感想です。
⇒まずは相場のチェック的に使うイメージ。何社かに問い合わせを入れて、混雑状況をリサーチしておくのもよいと思います。
⇒年末年始や夏休みなどの混みあう時期に力を発揮するのが大手の旅行会社。在庫の確保力が違うので、保険の意味でも必ず問い合わせることにしています。
コスタベリャの口コミ(トリップアドバイザー)

⇒ホテルを決める際はめちゃめちゃ口コミを見ました。現地でレストランを探すときにスマホで調べたりもしました。地図から探せるのが現地で重宝します。
はじめて海外旅行ガイド
⇒別にはじめての海外旅行ではないけど、持ち物チェックなどで毎回使ってます。
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