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SM CITYのジョリビーでランチを食べた後、タクシーでセブシティの観光スポットに向かいました。

SM CITYのタクシー乗り場から係員に行き先を告げてタクシーに乗ったのですが、係員がドアを手で押さえてチップをくれと言ってきました。ドアを閉めさせてくれないし、システムもよくわからないので、とりあえず手持ちの小銭を渡したのですが、他のお客さんを見ていると特にチップは払っていませんでした。別に小銭だからいいんだけど、なんか感じ悪いよなあ、、。

気を取り直して、タクシーでマゼランクロスまでやってきました。SM CITYからは10分ぐらいです。


2015年12月、マゼランクロスは工事中だった

マゼランクロスは大航海時代にマゼランがセブの王様のために十字架を作って献上したもので、現在は聖堂の柵の中にあります。

なのですが、この日は工事をしていたようで、十字架がよく見えません。。

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十字架は見えないのですが、広場やその周りの建物の雰囲気はスペイン風で、東南アジアのごちゃごちゃした街並みから一変して、ヨーロッパの旧市街のような趣きがよい感じです。同じくスペインの植民地だったメキシコの街並みととてもよく似ています。

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広場に隣接してサント・ニーニョ教会というフィリピン最古の教会もあります。この教会は1565年に建てられたものだそうですが、この年日本では室町幕府13代将軍・足利義輝が三好三人衆によって殺害されてます。ルイス・フロイスが畿内で布教を始めたのもこの頃なので、アジア各国でカトリック教会の布教が同時進行してたんだなあと実感。そして、その後植民地化されて、今も教会が残っているフィリピンと、江戸幕府がキリスト教を禁止して独立を保った日本、両国の歴史の分岐点みたいなものも感じました。

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そんな歴史ある教会なので、観光スポットでもあるけれど、真剣に礼拝しているフィリピン人も多く、また違ったフィリピンの側面を垣間見ることができました。

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大聖堂は中南米のウルトラバロックほどではありませんが、荘厳でデコラティブな建築は当時のスペインの存在を感じます。

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教会の外ではロウソクを灯してお祈りしていました。500年経って完全にキリスト教が人々に浸透している姿を見て、もしかすると現代の日本もこうなっていたかもしれないと想像すると、平素さほど愛国心もありませんが、やっぱり日本人なら教会のミサより神社に初詣に行く方がいいなあと思ったりしました。グッジョブ、江戸幕府。

今回のセブ旅行で使ったのはこちらのサイト。

エイビーロードのセブツアー
⇒まずは相場のチェック的に使うイメージ。何社かに問い合わせを入れて、混雑状況をリサーチしておくのもよいと思います。

JTBのフィリピンツアー
⇒年末年始や夏休みなどの混みあう時期に力を発揮するのが大手の旅行会社。在庫の確保力が違うので、保険の意味でも必ず問い合わせることにしています。

コスタベリャの口コミ(トリップアドバイザー)
⇒ホテルを決める際はめちゃめちゃ口コミを見ました。現地でレストランを探すときにスマホで調べたりもしました。地図から探せるのが現地で重宝します。

はじめて海外旅行ガイド
⇒別にはじめての海外旅行ではないけど、持ち物チェックなどで毎回使ってます。